君がいた奇跡
最期
ハルのもとに駆け寄る。





「翔……」




弱々しい声。




昨日のハルとは別人のよう。




「何? 」



ハルの手を握りしめ、尋ねる。





「ありがとう……」



ハルはそっと目を閉じた。




「ハル、死ぬなよ!!
まだ余命来てないよ!
『また明日』って笑顔で手を振ってくれただろ……」




俺は取り乱した。
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