デレデレ彼氏とツンデレ彼女
「初音が浮気―?あるわけないじゃん。だって初音俺の事大好きだし。」


どこからその自信がくるのだろうか…。


いや宏太の事好きだけど。


「もしもの話だってば。」


「うーんそうなったら。
まず相手の男を突き止めて殺し…いや。間違えた。
軽く痛みつけて初音は誰のものかを分からせるよ。」


爽やかな笑顔で怖い事をいうな。


「しないでよ。つかまるから。」


「しないよ―。初音は浮気しないって信じてるから」


「逆に宏太がしたらあたしどんな風に怒るんだろう…?」


「嫌だな。初音。俺が浮気すると思う?」


「男なんだからいずれはするでしょうね。」


「男=浮気するは違うよ。俺は初音しか愛さないもーん。」


「おやすみ。」


「ええ。今このタイミングで寝るか―?」


「……………。」


「もう寝たの?しょうがないなぁ。おやすみ」
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