デレデレ彼氏とツンデレ彼女
「ん…。」


朝になり起きると宏太はべっとにいなかった。


「下降りたのかな…」


着替えて下降りよ。


あっ。服制服しかない…。


そういえば前に服置いていったな。


「たしかこの辺に…あった。」


ワンピースか…。まぁいいや。


「宏太―?いるー?」


「あ。初音おはよ。朝ご飯今できたんだ食べる?」


「うん。顔洗ってくるから待ってて。」


顔洗ったから平気かな?


アイラインだけひいとこうかな―。


いいや。めんどくさい。


リビングに行くと待ちくたびれたような宏太がいた。


「ごめんね。食べよっか」


「うん。いただきます。」


朝ご飯は、オムレツにパンフルーツヨーグルトらしきもの。


「美味しい―。誰が作ったの?」


「俺しかいないでしょ!」


宏太って何でもできちゃうのが悔しいなぁ。


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