憎しみの構図
太郎と桃子の
みどり亀事件も
一端は終息をみた。
しかし、大事件の発端などというものは
そんなものである。
大事件といっても
原因はささいなものだ。
ただし、そのささいな事柄が
一時に重なると
小さな火種が
爆発をみせるのだ。
みどり亀が
先生ロボットの足元で
息絶えたのだ。
むろん、太郎の手に
渉ってからのことだ。
この時点で桃子には
非はないはずだった。
そうは言っても
桃子がここに
持ってこなければ
事故は起きなかったのだ。
「モモちゃんが拾って来なければ
モモちゃんがもってこなければ
、、、、、、、」
太郎の嘆きは 誰もが身に沁みた。
実際 盗んだ身の桃子には
なおさら この嘆きが 効いた。
そして キレタ。
みどり亀事件も
一端は終息をみた。
しかし、大事件の発端などというものは
そんなものである。
大事件といっても
原因はささいなものだ。
ただし、そのささいな事柄が
一時に重なると
小さな火種が
爆発をみせるのだ。
みどり亀が
先生ロボットの足元で
息絶えたのだ。
むろん、太郎の手に
渉ってからのことだ。
この時点で桃子には
非はないはずだった。
そうは言っても
桃子がここに
持ってこなければ
事故は起きなかったのだ。
「モモちゃんが拾って来なければ
モモちゃんがもってこなければ
、、、、、、、」
太郎の嘆きは 誰もが身に沁みた。
実際 盗んだ身の桃子には
なおさら この嘆きが 効いた。
そして キレタ。