私が知らなかったあいつの正体
「うるさい!私もう帰る」

私は立ち上がって
ゆっくりとあるきだした

あー腹立つ!なんなのもう!

キス…ファーストだったのに…

「おい、待てよ」

後ろからひきとめられた

今度な何!?

「送ってく」

え?

「そんなのいらない、一人で帰るから」



「お前さっき俺に襲われてたくせに一人で帰せるわけないだろ?」

いやいや

「私を襲う人なんていないから」

「だから、俺襲ったじゃん」

尋の言葉に何も言えない私は家まで送ってもらった

家の前につき尋は私が家の中に入るのを確認して

「じゃーな」

と背中を向いて帰っていった

その夜はキスの事ばかり考えていた


って私は変態か!
< 30 / 31 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop