桜が求めた愛の行方

『な、何のことだい?』

『溝口響!!
 私はお払い箱だと言ったはずよ!!
 あなたの彼氏にブスだと罵倒され
 嫉妬されるのは、もうたくさんよ!』

『さ、さくら?落ち着いて!』

『いい?!そもそもあなたの選ぶ男は
 どうしてああも頭がすっからかんなのよ!
 特にあのセバスチャンだっけ?』

『アンジュドニュイのことかい?』

『そうよ、まさに夜の悪魔!』

『さくら、ディアブルじゃなくて
 アンジュ………いや、何でもないよ』

『いい!?今後一切、彼氏と別れる為や
 嫉妬させる為の道具に私を使うことは
 禁止よ!!もしそんなことをしたら、
 あなたがいま創造できるより遥かに
 恐ろしいお仕置きを必ず実行して
 みせるわ!』

ニールは恐ろしさに震えた。

『ベイビー、せっかくダーリンと仲直り
 できたのに、物騒な事を考えるのは
 やめた方がいいよ……』

『彼の事とは今は関係ないでしょ!』




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