夏休み



おばあちゃん家が見えた。




「お!おばあちゃぁぁあん!おばあちゃん!」





俺は慌てておばあちゃんを呼んだ。




「あらあら、星也。どうしたんだい?」



「俺…俺が…」



呂律が回らなく、何を最初に行ったらいいかわからなくった。






「ゆっくり話しておくれ。そんなに急がなくてもいいじゃないか?」







おばあちゃんは優しい表情で俺の肩をたたいた。







「大変なんだよ!俺、鬼に会って…それで…」






俺はひとつひとつの事をおばあちゃんにしっかり話した。






おばあちゃんの表情はだんだん真剣な表情になってきた。






隣で聞いていた兄も真剣な表情で俺の話を聞いていた。


























< 33 / 45 >

この作品をシェア

pagetop