ショコラ SideStory
*
目を開けると、自分の家とは違う天井が広がる。
「起きた?」
頬杖を付きながらあたしの顔を覗き込むのは宗司さん。
「……おはよ、宗司さん」
勢いで始まったとはいえ同棲生活一日目だというのに、昨日のあたしたちはどうにも気分が盛り上がらず、同じベットで背中合わせに寝た。
「今朝は俺が飯作るね」
「ん。ありがとう」
あたしはのそのそ起きだして、風呂場に向かう。
ユニットバスだから、洗面台がそこにしか無いのだ。
一軒家での暮らしに慣れているあたしにとっては、宗司さんの部屋ははっきりいって狭い。
ワンルームだもん。ここにずっと二人って絶対無理があると思う。
「……新しいお部屋借りようかぁ」
風呂場から出ながらそう言うと、宗司さんはフライパン片手に困り顔だ。
「順番違うんじゃない?」
「……そうね」
でも、順番待ってたらいつになるのよ。
ここだって一人住まいの契約なんだろうし。二人で住んでるのがバレたらどっちみち追い出されるじゃん。
目を開けると、自分の家とは違う天井が広がる。
「起きた?」
頬杖を付きながらあたしの顔を覗き込むのは宗司さん。
「……おはよ、宗司さん」
勢いで始まったとはいえ同棲生活一日目だというのに、昨日のあたしたちはどうにも気分が盛り上がらず、同じベットで背中合わせに寝た。
「今朝は俺が飯作るね」
「ん。ありがとう」
あたしはのそのそ起きだして、風呂場に向かう。
ユニットバスだから、洗面台がそこにしか無いのだ。
一軒家での暮らしに慣れているあたしにとっては、宗司さんの部屋ははっきりいって狭い。
ワンルームだもん。ここにずっと二人って絶対無理があると思う。
「……新しいお部屋借りようかぁ」
風呂場から出ながらそう言うと、宗司さんはフライパン片手に困り顔だ。
「順番違うんじゃない?」
「……そうね」
でも、順番待ってたらいつになるのよ。
ここだって一人住まいの契約なんだろうし。二人で住んでるのがバレたらどっちみち追い出されるじゃん。