だってキミが好きだった






どうして彼がここに来たの。


何で、どうして。



記憶も取り戻してないのに、どうして。





「千早……」



『千早……』





「呼び捨てはやめろ」





突然聞こえた聞き覚えのある低い声に、思わずビクッと体を揺らす。



そして急いでガバリと起き上がり、声の主を確認する。



う……そでしょ。



どう……して……。




「ち、はや……」




なんで、彼がここに……?







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