花蓮【完結】
「あ、麻美さーーーん」
あたしに気付いた後輩がニコニコしながら手を振ってくる。
あたしはそれに近寄りながら、問い掛ける。
「お前ら、学校は」
「そんなんぶっちしました~!麻美さんこそ、何してるんすか」
「あ、あたし?……暇で」
「あはは!麻美さんこそ、学校行かないとじゃないですか~」
「…は、はは。まじでな」
それから何を話したのかは、あまり覚えてない。
後輩には申し訳ないけど。
あたしが病気だなんて実感できない。
確かに最近体がだるいとは思っていた。
だけど、まさか。
病気だなんて思わねーだろ?
あたし、まだ18だよ?