プレイボーイとのラブバトル?②短編
─ピピピピッ
「んんん~」
重たい瞼をゆっくり開いた。
目の前にはチカチカ光る携帯が
目に入った。
「何~?」
マナーモードを解除して
携帯を開くとメールが1件。
夜中の3時にきてたみたい。
誰よ......?
【石川くん】
あ、そうだった。
『夜遅くにごめんね。
またお話してほしいな。
クラス何組??』
「...ふふ。」
自然と笑みがこぼれる。
そして気づいた。
7:30
...?
ん?7:30......?
「やっばーい!遅刻するーっ!」
なんでお母さん起こしてくれなかったのよ!
携帯を適当にスクバにいれて急いで
制服に着替える私。
朝ゴハンなんて目に入らないで
家からかけだした。
「ああっ!」
見事に雪道で滑った私。
地面が凍っていてこれじゃあ走れない。
「待ってーっ!」
バスももう出発していた。
何度同じ事を繰り返しているんだろう。
「はあぁ~......。」
ため息がこぼれて白い息がでる。
「...ざっざむい。」
急いできたからマフラーしてくるの
忘れた。