プレイボーイとのラブバトル?②短編
「ねぇ、愛梨っ!教室のとこに
石川だとか言う奴がいんの!」
「へ.....?」
「なんかよくわかんないけどー!
んもう!来るなっつってんのに
しつこいの!どーする?」
私はしばらく考えてから後ろのドアを
みる。
そこには健也くんがいた。
目が合って私はすぐ目を反らした。
「...愛梨。行かなくていいでしょ?」
「.....うん。断っておいて。」
今更何なのよ。
どうせフラれて私でも誰でもいいから
遊びたいってことだよ。
それともチョコでも沢山もらったからって
自慢?
ありえない。
─────放課後
「美鈴、そうじ当番手伝うよー♪」
「まぢで?ありがとう。」
なんとなく玄関には今いったら
健也くんが待ち伏せしているような
気がしていきたくない。
もう顔も見たくないんだもん...。
私はそうじをして気を紛らすことに
した。