プレイボーイとのラブバトル?②短編
.....
「愛梨っ♪帰ろっか。」
「うん。」
掃除が終わって美鈴と一緒に
玄関に行く。
まさかいるわけない。
期待もしていない。
だけど...だけど...
心のどこかで私を待っていてくれたら...
なんて思ってしまう。
だけど.....。
「.....。」
「愛梨?」
何で.....何で...?
こんな寒い中待っているの?
健也くんは寒そうに校門で
うずくまって待っていた。
「...ばかな奴。」
美鈴は呆れるように言った。
「.....ばかすぎるっ!」
私もそう言って玄関から飛び出した!
「愛梨ちゃっ.....「ばかなの!」
健也くんは私の剣幕におびえているように
見えた。
「何なの!頭悪いの!?寒いんだから
車の中とか玄関で待っていれば
いいじゃんっ!意味わかんない!」