二重人格神様
「まぁ、そう思うのも無理はないけれど…彼らは容赦ないから」
「………」
「これからも、たぶん昨日と同じ、ううん…それ以上のことをされる可能性があるわ」
「え?」
「その度に、小鳥ちゃんは海鈴様に守られるの。そうゆう約束なんだから、なれなくちゃ…だめ。何かあるたびに落ち込んでたら、身体が持たないわ」
「…………」
なれなくちゃ…って…
「…っ」
その言葉が、私の脳内を繰り返し私はティーカップをテーブルにおき
ギュウと手を握りながらフェイランさんをみる
「…あの」
「……ん?」
「今さら、こんな事を言うのは間違いかもしれません。でも、ここに来て約束をしてからまだ日は浅いです。だから、言いますけど…」
「えぇ」
「私を、人間界に帰してくれませんか?」
「…は?…お前、何を言ってるんだよ?」
「…」
ぽかーんと、しながら反射的なのか男言葉に戻りフェイランさんは瞬きをしながら私を見つめる
うん…まぁ、そうなるよね…でも…
「わたし、昨日…部屋でずっと、考えていたんです」
「なにをだよ」
組んでいた脚をおろし、私を威圧するように目を細める
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