二重人格神様
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「ふぅーん、じゃあ…いのりはずっとパパと一緒だったんだね」
「そうだよ。いじめられた時も母親の存在が恋しかった時、泣いた時も嬉しかった時もお父さんが傍にいてくれたの。お父さんだけが、私の味方だったんだ」
数十分後、グレン君の部屋についた私はベッドで横になる彼の横に座りながらつものように人間界の話をグレン君に話していた
小さな頃の話しや、私のお父さんの話し、友達や昔好きだった男の子の話しに眠そうな瞳をしながら彼は耳を傾けている
「いのりのパパはカッコいいの?」
「んー。カッコいいとおもうよ」
友達や幼稚園の頃とか、よくパパはカッコいいって言われていたし
頭もよくスポーツも出来て、高身長のパパは自慢だった
「そうなんだぁ。会いたくないの?」
「…お父さんに?」
子供の純粋な質問と言うべきか、少し痛い質問に苦笑いを浮かべながらグレン君に毛布をかけ直し頭を撫でるとグレン君は瞳を閉じる
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