二重人格神様
恥ずかし過ぎる!
慌てて視線をもとに戻しうつ向いた瞬間…
「どうして、目を反らすんだい?」
「あっ」
グイッと身体を引かれ首に絡みつく腕に背中に感じる彼の胸板
「か…海鈴さんっ」
「盗み見みするなんて、悪い子だ」
「…う」
「それより、手当ては終わったのかい?そろそろ待ちくたびれたよ」
海鈴さんがアレスを見ると彼は、慌てて頭をさげ立ち上がる
「はい、終わりました。腕の傷は浅いのであとは自然に治したほうがいいかと」
「そう。ありがとう、アレス」
「いえ…」
「じゃあ、行こうか、いのり。あ、そうだ…アレス?今日はいのりのお供は僕がするから、アレスは任務に戻っていい。昨日の今日だし、心配だから」
私の肩を抱き、紳士的に立ち上がらせると、アレスは眉をひそめ私達を交互に見つめる
「あ、そうですか。あの…余計なことこもしれませんが、海鈴様…本日はあの方との面会があるとお聞きしてます…よろしいのですか?」
「…?」
あの方?
だれの事だろう…
不安げなアレスの表情。もしかして、大切な約束だったのかな?
だとしたら、なんか悪い
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