不思議電波塔



「セラミス先生とジャスティと呼ばれる子が一緒に…?」

 初めて聞く話のようにユニスが瞬きする。

 涼は自分の感覚を頼りに言葉にしていった。

「そういう予感がするだけなの。それで、ジャスティが涼のことを呼んでる」

 言い切った時だった。

 涼の身体が、ふわりと光を帯びた。

 涼は驚いて自分の手のひらや全身を見て不安げな表情になった。

「何…?」

 ユニスとイレーネも戸惑ったような表情を見せたが、すぐに顔をほころばせた。

「涼、あなたの言葉の通りかもしれません」

「え…?」

「ジャスティは、天命と運命を背負う者。すなわち、このカウフェリン・フェネスの創造者、綾川由貴の真意を受け継ぐ者です。ジャスティが涼を呼ぶことは何も不自然なことではありません」

 イレーネもユニスの言葉に「そうだね」と相槌を打つ。

「涼にだけそれがわかるということは、由貴が心の何処かで涼を必要としていたのかもしれない。涼、何処で呼んでいるのかはわかる?私たちが力になる」



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