年下の不良くん
思わず身を乗り出して止めると、先生はゆっくりと頭を上げて見つめてくる
「……本当にこのままいけば、清水は確実に留年する
あと少しだけの単位で、それは免れるんだ」
そうさせてしまった原因を作った私は、何も言えない
「岡本、どうにしかして清水を学校に来させる方法はないか??
お前にこんな事を聞くなんて、失礼だと思ってる…」
それくらい先生が、翔くんの事を気にかけて心配している事がひしひしと伝わってきた
そんな先生の力になりたい
翔くんにも、学校に来てもはらいたい…!!
私はしばらく、良い案はないかと、思考回路をフル回転していると、ある事を思い出した
「…先生…そう言えば───」
私が、翔くんと付き合っていた頃
今と同じように、彼の単位がやばい事を知り、
私は翔くんに授業を出て欲しくて、昼の弁当と、授業を天秤に掛けた
翔くんは渋々といった風だったが、ちゃんと授業に出るようになった
その事を思い出したのである