年下の不良くん
「綺麗事だってそう思うなら、思ったままでいい
だけど、こんな事しても誰も徳なんかしないよ??
悲しさが募るだけ…」
「………」
「マイさんだって、心ではわかってる
だけど、プライドがそうさせてはくれないんだよね??」
「……お前が、もっと嫌な奴だったら、もっと嫌いになれたのに…」
そう言って、その場にうずくまったマイさんに近寄り、私は小さく震える彼女の背中をさする
「私ね、あなたが羨ましい
好きな人の為に、ここまで出来て
かっこいいよ」
「…ホント、良い子ぶんなって」
ふっと小さく笑った
「じゃあ、そこ良い子ぶってる私からのもう一つのお願い、聞いてくれる??
そしたら今回の件、チャラにするよ」
「良い子じゃねぇのかよ」
「ふふっ、アンさんもね」
「何よ」
きつく睨む彼女とは正反対に、私は微笑みこういった
「──私と、友達になって??
これでチャラ」
私ね、この人達とは、仲良くなれる気がするんだ
あまり面識のない人達だけど、一人の人の為にここまで出来る彼女達に憧れちゃったの
そりゃあ、やり方はダメだけどね