ましゅまろハート
一言で言えば
“ブランド”を手に入れたかった、
それだけだ。
学部がどこであれ大学名さえ言えば、
周囲の目が途端に好意的になる。
その力は思っている以上に凄いのだ。
「俺、食堂行ってみてぇ。腹へった」
今にも倒れそうな
素振りをしながらヤナが言う。
「お前、何も食べてきてねーのか?」
「あぁ、いつも朝食べねーもん」
「今日くらい食べてこいよ。
今日、食堂やってねーんじゃん?」
俺の言葉にヤナの表情が一気に崩れる。
おい、そんな顔……、
女には見せられねーな。
“ブランド”を手に入れたかった、
それだけだ。
学部がどこであれ大学名さえ言えば、
周囲の目が途端に好意的になる。
その力は思っている以上に凄いのだ。
「俺、食堂行ってみてぇ。腹へった」
今にも倒れそうな
素振りをしながらヤナが言う。
「お前、何も食べてきてねーのか?」
「あぁ、いつも朝食べねーもん」
「今日くらい食べてこいよ。
今日、食堂やってねーんじゃん?」
俺の言葉にヤナの表情が一気に崩れる。
おい、そんな顔……、
女には見せられねーな。