ましゅまろハート
「これで」


「20円のお返しです。

 ありがとうございました」


彼女の手から

レシートとお釣りを受け取る。


そして小さな袋に入れられた

ボールペンを彼女は差し出した。


『あ』


一瞬、受け取った時に

彼女の指に触れた、

ような気がした。


触れたであろう指先に

俺の全神経が集中する。


「……どうかしましたか?」


彼女の言葉に

俺はハッと我に返る。



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