ましゅまろハート
俺は美波さんからの

タオルを丁寧にたたみ、

そっと自分のバッグの中に

しまう。


「そういえば、

 もうすぐ最初の授業、

 始まっちゃうんじゃないの?」


美波さんの言葉に

俺はすばやく腕時計を見た。


8時50分。


あと10分で講義が始まる。


その前までには

席に着いておかないとまずい。


俺は美波さんを

じっと見つめながら、

あらかじめ用意していた

言葉を口にした。


「今日、

 俺と一緒にランチしません?」


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