飴細工
何か話さなくては…


客を相手に怖じ気づいていては一人前の遊女にはなれない


いくら新造でも遊女に変わりはなくお客さまを楽しませなくてはならない



日暮は決心して田中屋の方へ向き直した


「いつもわっちをご贔屓にしてくださいましてありがとうございます。それにしても何故田中屋様はわっちを選んだのですか?」



それは話の内容としては無難なものであって、しかも日暮自身このことは聞いておきたかった



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