FAKE LOVE【密フェチ】
「本当に大丈夫かなあ」
不安そうに眉をひそめ
あたしに抱きついてくる彼。
今日は先日スカウトされた
キャバクラの体験入店の日なのだ。
「もし♂ってバレたら、マジでボコボコ
にされちゃうよ」
でも、あたしは容赦しない。
「大丈夫。その外見だったら絶対にバレ
っこないって」
そう言って、グロスがたっぷりと乗った
彼の唇にキスをする。
あーたまらなく可愛い
フェイク(偽物)レディ。
あたしの、あたしだけの
歪んだ愛情......。
