お前だけしか愛せない






超注目浴びんじゃん⁉



「はい」


そう答えたのは、母ちゃん。



同じように答えようとしたけど、
本人に聞かず、よく言えるよ。



それから、ビール腹のおっさんに
体育館の端を歩かされて生徒席の斜め後ろまで来た。




数人生徒が気付いて俺をジロジロ見る中に、
中学からの友達が笑いを
堪えているのを見っけた。




マジ最悪。








< 18 / 34 >

この作品をシェア

pagetop