夏色スカイブルー!

私は家まで全力で走った。


明日からは親がいないんだ。

ちょっと寂しいけど星賀の家でお世話になるかもだから楽しみだなぁー。


私は家に帰って思った。

「愛樹!早く荷物の準備しなさい!星賀くんの家でお世話になるんだから!」



「いつ決まったの?」


「今夏季ちゃんから電話があってそんなことならって言ってくれたのよ」


「分かった!すぐ用意済ませて星賀の家に挨拶に行ってくるよ。」


「失礼の無いようにね!明日からお母さんたちいないんだからしっかりするのよっ!もう高校二年生なんですからね。」


「分かってるってば!もう部屋から出てって!」

「少しは星賀くんを見習いなさい!」

「は?何であんなやつを?」

思ってもないことを言う。

そしたら急にピンポーンというチャイム音が家に響いた。


私がインターホンを確認するとそこには星賀が立っていた。

「何?何か用?」

わざと素っ気なく言ってみる。


「はぁ?母親が明日愛樹が来るからって荷物今日のうちに運んだらいいとかなんとか言っててそれでわざわざ取りにきてやったんだけど!」


「えっ!あっ!そうなんだぁー。ごめん。ありがとう」

今度は素直に言ってやった。

「じゃーこれとこれとこれねっ。」

私は大量の荷物を星賀に持たした。


「はぁー?こんなにいるか?どうせ家近いんだからいつでも取りにこられるだろ!」


っていいながらも軽々荷物を持ち上げてスタスタ歩いて家まで運んでくれた。


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