いちごみるくちょこ
病院に行っていろいろ検査したけど、どこも悪いところがなかった。

「う~ん・・・」

安西先生も原因がわからなくてうなっている。

「吐いちゃったのは偶然じゃないの?永愛!おなかすいてるんじゃない?前のコンビニでいろいろ買ってきたからなんか食べる?」

亜美ちゃんは言う。

「うん。じゃあ、そのチョコちょうだい!」

うん。ふつうに食べれる・・・おいしい!

「チョコじゃおなか満たされないでしょ?パンたべる?」

「うん!」

1口食べた瞬間・・・

「ゲホッ!!」

「永愛!?」

またトイレまで走る・・・










「・・・・」

「もう・・・偶然とは言えんな・・・」

安西先生は溜息をもらす。

「けど・・・チョコは食べれたじゃない?」

亜美ちゃんは、不思議そうな顔をしている。

「亜美ちゃん・・・だったかしら?たまにあるの。こういう症状。」

二葉さんは私達に説明しだした。

「なにかのショックで物が食べれなくなったり、あるものしか食べれなくなったり・・・永愛ちゃんの場合たぶん・・・チョコしか食べれなくなってるんだと思う・・・」

「なんで・・・チョコなの?」

「わたし・・・事故のときチョコ食べてたの。それからすごい振動がきて・・・気を失って・・・」


「そうか・・・」

安西先生は考えこんだ顔をしている。

「先生?永愛はどうなるの?治るよね?まさか・・・死んじゃったりしないよね!?」

「亜美ちゃん・・・落ち着いて。この症状にはいろんなケースがある。すぐ治る人。ずっと治らない人。ショックを忘れたら治る人・・・たぶん永愛ちゃんはそのショックを忘れたら治ると俺は推測している・・・」
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