いちごみるくちょこ
「なんで??」
なんでわたしと斎藤龍が一緒にかえるんだよ。

「恋人同士だから?」

疑問系だし・・・

「まあそいういうことで。」

わたしの荷物をうばって歩いていったし。
着いてくしかないじゃん・・・。




















~帰り道~
「・・・」

「・・・」
沈黙が続く。
逃げ出したい・・・逃げたいけど荷物もたれてるんだもん!
逃げれないよ。

「おい。」

「はいぃ!」

いきなり声かけられたから声が裏返った。

「家どっちだよ」

「・・じゃあここから自分で帰るんで荷物返してください。」

「は?無理。」

「・・・こっちです。」

もう逃げることはあきらめる・・・

「おい。」

「まだなにか・・・」

「名前教えろ。」

命令系かよ!!

「山下です。」

「下の名前だよ!バカ。」
バカ!?

「永愛です。」

「ふ~ん。めずらしー名前。」

そうかな??
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