HAPPY CLOVER 1-好きになる理由-
まだ夢の中にいるような舞の顔を見て、いいことを思いついた。
「あ、そうだ。これから高橋さんのことは舞って呼ぶから」
「え?」
――ていうか、もうずっと前から勝手に舞って呼んでたんだけどね。
内心でほくそ笑みながら、俺は絶好調のまま更に続ける。
「でもさ、舞っていい名前だよね。俺、大好き」
「は?」
舞は怪訝な顔で問い返してきたが、どう思われようと気にならない。
「だって『舞』って呼ぶたび、『俺の』って意味でしょ?」
――ヤバっ……ハズした?
舞の白い目を見てさすがに一瞬ヒヤッとしたが、特に嫌ともダメとも言わないのだからOKだろうと俺はまた勝手に解釈した。
そう、男っていうのは何でも自分に都合よく解釈したがるものなんだ。
好きな人のことは特に、ね。
さて、ともかく心を確かめ合うところまでは進んで一安心……なのだが、問題はその次だ。
学校にはメアリーを筆頭に強敵が潜んでいる。
ここから先が二人にとっての試練といっても過言ではないだろう。
だけど隣で恥ずかしそうに俺を見る舞の様子があまりにもかわいいので、そういうつまらないことを考えるのはやめた。
二人きりの時間くらい、穏やかな甘いときを過ごしていたいから――。
「あ、そうだ。これから高橋さんのことは舞って呼ぶから」
「え?」
――ていうか、もうずっと前から勝手に舞って呼んでたんだけどね。
内心でほくそ笑みながら、俺は絶好調のまま更に続ける。
「でもさ、舞っていい名前だよね。俺、大好き」
「は?」
舞は怪訝な顔で問い返してきたが、どう思われようと気にならない。
「だって『舞』って呼ぶたび、『俺の』って意味でしょ?」
――ヤバっ……ハズした?
舞の白い目を見てさすがに一瞬ヒヤッとしたが、特に嫌ともダメとも言わないのだからOKだろうと俺はまた勝手に解釈した。
そう、男っていうのは何でも自分に都合よく解釈したがるものなんだ。
好きな人のことは特に、ね。
さて、ともかく心を確かめ合うところまでは進んで一安心……なのだが、問題はその次だ。
学校にはメアリーを筆頭に強敵が潜んでいる。
ここから先が二人にとっての試練といっても過言ではないだろう。
だけど隣で恥ずかしそうに俺を見る舞の様子があまりにもかわいいので、そういうつまらないことを考えるのはやめた。
二人きりの時間くらい、穏やかな甘いときを過ごしていたいから――。


