Steady
10階建てマンションの5階。


敦の家は

同じマンションの7階に

住んでいたな。


そんなことを思い出しながら、

私はベッドへ横になる。


それこそ小学生の頃から

使っているベッドは、

どこそこ細かい傷が

刻まれてかなりいたんでいる。


買い換えればいいのだけれど、

なんだかそういう気分に

なれず未だに使っている。


敦との、

あの頃の思い出が

消えてしまうのが

怖いからかもしれない。




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