Steady
……小学校の同窓会―――


淡い花柄が描かれた

便せんの1行目に、

卒業した小学校の

同窓会のお知らせと

大きく書かれていた。


同窓会。


それも小学校の。


私の頭の中に

あの幼い敦の顔が

一気に膨らんでいく。


卒業以来、

音信普通が続いている敦。


もしかしたら、

敦の手元にもこの案内状が

届いているかもしれない。


だとしたら、

この同窓会に参加すれば

敦に再会できるかもしれない。


私は、その便せんを

食い入るように読み始めた。



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