Steady
「うわぁ……」

思わず、

私の口から感嘆の声が漏れる。


まるで結婚パーティーに

招かれたかと

錯覚してしまうほど、

ドレスに身をつつんだ

同級生たちが

思い思いに楽しんでいた。


どうやら立食形式のようで、

お皿を手にしている人や、

ドリンクを手にしている人など

様々だ。


……本当にこれは

小学校の同窓会なのだろうか。


扉のすぐ横に

ちょこんと設けられた

小さな丸いテーブルの奥に、

綺麗な女の人が

私たちを笑顔で出迎えてくれた。


「久し振り。

 吉野谷さん、草壁さん。

 相変わらず仲がいいのね」




< 86 / 342 >

この作品をシェア

pagetop