Steady
春日さんに案内されたは

いいものの、

想像を超える

豪華絢爛な会場に、

私はどう振舞ったら

いいのか分からずにいた。


ちらりと隣を見ると、

どうやら澪もまた私と同じようで

目をキョロキョロ動かしている。


「ねぇ、ミィ」


春日さんに渡されたグラスを

手にしたまま澪の耳元で囁く。


澪はそのまま

私の方へ視線を向けると、

頭を少しだけ傾ける。


「これから、

 どうしたらいいのかな?」


私の問いかけに

澪はもう一度辺りを見渡すと、

今度は澪が私の耳元で囁いた。


「とりあえず、

 春日さんからもらった

 ドリンクで乾杯する?」


澪の言葉に私は

微笑みながら頷いた。




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