安堵する雨音 ―愛しき指使い―


亮介は10年付き合った彼女と今年結婚する。


だけど私たちはきっと何も変わらない。








だって、私は彼を愛していない。




亮介の指だけが欲しい。



指使いが愛しくてたくさん求めてしまう。





他の男では感じられない、そこに触れてくる。




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