意地悪LOVER


だんだん行為が進んで、俺の片方の手はとうとうひかりの秘部へと。

そして、ゆっくり指を這わす。
しっとりと、だけど確かに濡れている。



「濡れてる…」


耳元でそう囁いてやると、ひかりは恥ずかしそうに顔を背ける。


…なあ、何だと思う?

もしかしたら俺はおかしいのかもしれない。
だってさ、ひかりを見て可愛いと思うんだ。
素直に愛らしくて…可愛いと思ってしまうんだ。

それだけはどんなに隠そうとしても隠せない事実なんだ。



それに、俺に感じてくれてることが嬉しくて…泣きそうになるんだ。



だけど、こんな感情持ったのお前が始めてでどうしてなのかも分からない。


やっぱり俺は…変なのか?




「指…入れていい?」

「…嫌って言っても、入れるんでしょ…?」



火照った顔でそういうひかりはまた可愛い、そう思った。


ふっと笑って俺は秘部に這わせていた指を中へと進める。


前、無理矢理したときは進みが悪くてすごくひかりに痛い思いをさせたと思う。
でも、今回は全然マシ。…だと思う。
…ひかりの顔は少し痛そうだけど。


「痛い…?」


「…い…た…、い…」


ごめん、ごめんな。
俺痛そうなひかりを見て、やめてあげたいと、そう思ってる。


だけど、俺の理性がそんな一瞬の感情に負けるわけもなく、この行為をやめることなんか出来るわけがない。


俺は少しでもひかりの気がまぎれるようにと、また胸の突起を口に含んだ。



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