パラサイト ラブ
これから……どうしよう。
まだ十一月とはいえ、あの警察官の言うように確かに気温は下がってきている。
窓の外を歩く通行人も、ダウンジャケットだったりボア付きのコートだったり、冬用の上着を羽織っている。
本当に、外で寝たら凍死してしまうのかな…
それに問題は住むところだけじゃない。
一人で生活するには仕事も探さなきゃならない。
明日ここを出たら、仕事を探しに行こう……
―――窓から見える空は、暗く、重たい鉛色。
私の新しいスタートを太陽は応援してくれないらしい。
陽の光がないせいで部屋も冷えていたけれど、勝手に暖房を使う気にはなれず……
部屋の隅で起き抜けのまま乱れている掛布団を借りて、それを体に巻きつけた。
龍ちゃんとは違う男の人のにおいが少し嫌だと思ったけれど、暖かさには変えられない。
それにくるまってぼんやりと座っているうちに、私はいつの間にか眠ってしまっていた。