午前0時、夜空の下で
「おそらくクロスリード様とアルジェン様ですわ。ココロ様、お通ししてもよろしいでしょうか?」
メイジーの言葉に心が頷くと、一人の少女が扉へ歩み寄る。
静かに開かれたそこから、二人の男が入ってきた。
「お初にお目にかかります、ココロ様。私はクロスリードと申します」
丁寧に頭を下げた男は、女性と見紛うほど美麗な相貌の持ち主だ。
銀色の髪は肩に届く程度で切り揃えられ、紫の瞳は冷たく底光りしているかのようである。
心が居たたまれなくなって俯くと、もう一人の男が呆れたように溜息をついた。
「クロス、失礼だろう?陛下がこの女性に興味をもったことが、そんなに気に食わないのか?」
「……」
顔を背けたクロスリードに男は苦く笑うと、心に向き直った。
メイジーの言葉に心が頷くと、一人の少女が扉へ歩み寄る。
静かに開かれたそこから、二人の男が入ってきた。
「お初にお目にかかります、ココロ様。私はクロスリードと申します」
丁寧に頭を下げた男は、女性と見紛うほど美麗な相貌の持ち主だ。
銀色の髪は肩に届く程度で切り揃えられ、紫の瞳は冷たく底光りしているかのようである。
心が居たたまれなくなって俯くと、もう一人の男が呆れたように溜息をついた。
「クロス、失礼だろう?陛下がこの女性に興味をもったことが、そんなに気に食わないのか?」
「……」
顔を背けたクロスリードに男は苦く笑うと、心に向き直った。