午前0時、夜空の下で
「アンタならそう言うとは思ったけどね。……まぁ、今回はアンタのこと誰も知らないし、アタシと一緒でも構わないか。でも、いずれレイン様に嫁ぐなら、ガラとか言ってられないからね? 覚悟、決めなさいよ!」
「わかってるわかってる。……ところでさ、ヴェルディって誰なん?」
口煩く言うノーラにおざなりな返事をしつつ、先程のレインを思い出して首を傾げる。
「ヴェルディ様? あぁ、琅の第五皇女よ、レイン様の妹姫。私は小さい頃からレイン様のお遊び相手として城に上がってたから、その関係でヴェルディ様とも顔見知りなのよ。そうだ、今から行ってみる? レイン様が言ってたこともあるし、私も心配だわ」
特にやることもなかったミスティアは、好奇心も手伝って頷いた。
ノーラはミスティアに城の中を案内したり、すれ違う女官や兵士と挨拶を交わしながら、ゆっくりと回廊を歩く。
「わかってるわかってる。……ところでさ、ヴェルディって誰なん?」
口煩く言うノーラにおざなりな返事をしつつ、先程のレインを思い出して首を傾げる。
「ヴェルディ様? あぁ、琅の第五皇女よ、レイン様の妹姫。私は小さい頃からレイン様のお遊び相手として城に上がってたから、その関係でヴェルディ様とも顔見知りなのよ。そうだ、今から行ってみる? レイン様が言ってたこともあるし、私も心配だわ」
特にやることもなかったミスティアは、好奇心も手伝って頷いた。
ノーラはミスティアに城の中を案内したり、すれ違う女官や兵士と挨拶を交わしながら、ゆっくりと回廊を歩く。