午前0時、夜空の下で
初めてジュリアと出会ったときから、どことなく感じている既視感のせいかも知れない。

「女の勘は当たるよ、リーダー」

悪戯っぽく笑った心に、リーダーはそれは怖いなと笑い、それ以上は何も言わなかった。



ジュリアとミルフィーユは、心たちが溜まり場に戻った時にはすでに帰ってきていた。

一旦離れたことで頭が冷えたのか、ミルフィーユは落ち着きを取り戻していた。

リーダーも、心の言葉を信じたのかどうかは定かではないが、ジュリアが話し合いの輪の中に加わることを黙認している。

副リーダーに対して心は少し気まずい思いだったが、彼はそのことに触れる気はないらしく、「じゃあ再開しようか」とのんびりとした口調で宣った。
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