午前0時、夜空の下で
口唇を合わせて、天力を流し込みながら、心は柔らかな感触を震える口唇で確かめた。
すっきりと冷たくて心地よい口唇は、心の口唇によってじんわりと温まる。
天力が身体から流れ出てゆくのを感じながら、心は痛いほどの切なさに襲われた。
どうか戻ってきてと、想いを込めて口唇を押しつける。
やがて、ほとんどの天力が身体から失われ、心は微かに唇を離した。
今にもまた触れ合いそうなほどの距離を保つと、妃月の口唇から密やかな吐息を感じた。
言い様のないほどの安堵が、身体をめぐる。
「よ、かっ……づき、さ……」
祖母から受け継いだ天力を失い、魔力に支配された身体が限界を訴える。
薄れゆく意識の中で、心は妃月にしがみつき、その胸元に倒れ込んだ。
すっきりと冷たくて心地よい口唇は、心の口唇によってじんわりと温まる。
天力が身体から流れ出てゆくのを感じながら、心は痛いほどの切なさに襲われた。
どうか戻ってきてと、想いを込めて口唇を押しつける。
やがて、ほとんどの天力が身体から失われ、心は微かに唇を離した。
今にもまた触れ合いそうなほどの距離を保つと、妃月の口唇から密やかな吐息を感じた。
言い様のないほどの安堵が、身体をめぐる。
「よ、かっ……づき、さ……」
祖母から受け継いだ天力を失い、魔力に支配された身体が限界を訴える。
薄れゆく意識の中で、心は妃月にしがみつき、その胸元に倒れ込んだ。