地味なあの子は鬼狩り少女3 〜深紅の瞳〜




「………おぃ」



白くなるほど拳を握り締めて俯く、お兄がいた。


その表情は、髪で隠れて見えないけど



「お前…そんな理由で……」



引き結ばれた口元と、彼の周囲で渦巻く濃密な霊力から見るに



「俺の妹を…傷付けたのか!?」



――…激怒、していた。




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