“隣の不可思議くん”


その夜、神谷くんから明日の予定が送られてきました。明日は、朝九時に神谷くんの家の前に集合とのことです。



「これは‥デートというものなのでしょうか‥。」



デートそんな言葉を口にしたら急に恥ずかしさがこみ上げてきて頬に熱が集まっているのがよくわかった。


神谷くんといるとドキドキします。とても楽しいです。自分なんかがこんなことを思うのは贅沢かもしれないが彼に惹かれていっているのは間違いない。


「ずっと‥一緒にいたいです。」


そんなことが叶うかはわからないがなんでもいい、彼が困っているなら助けてあげたい。偶然秘密を知ってしまったが、そんなことでも自分だけがしっているとなんだか特別になった気分だ。




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