恋を奏でて



もともとライブという言葉に憧れて、


ライブハウスという言葉に憧れて、


名前の売れないバンドの歌を聴いてみたかった。



そんな時、亜由美が受付のバイトを始めた。



「佐藤さん。」


すると薄暗い廊下から、男性の声が聞こえた。


「交代の時間だよ。」

「ありがとうございます。お願いしますね。じゃあ、リコ行こう。」

「うん。」









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