眠り姫の唇


ダメだ!やっぱりこの人クールなフリしてがっつり下半身男だ!

「やだやだ!離して下さいっこのムッツリスケベ!」


「否定はしない。」


「そこはしてくださいよっ」


「泣いて誘ってきたのはどいつだ?」


「誘ってません!」


ダメだ。この人のスイッチが完全に入りきらない内に手を打たないと。瑠香は大声で突拍子も無いことを提案する。


「岩城さん!ゲーセンに行きましょう!」


「……なんで。」


ほんの後数センチでその膨らんだ胸に顔を埋めようとしていた岩城が不機嫌そうに瑠香を見上げる。


なんてエロい構図なんだと思いながらも、瑠香は必死に笑顔を作り、明るく答える。


「ね!行きましょう!あ、そうだご飯も連れて行って下さい!私お腹すいちゃいました。」


「……その前にお前を食べたい。」


「そ、そんな物騒な事言わないで!デート!デートですよ!一緒に岩城さんと行きたいです!今すぐ。」


「…。」







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