愛は魔法を超えるかも☆
異変はすぐ現れた。


「凪斗の記憶がサラサラと砂時計のように

 少しずつこぼれ落ちていくんですそれも私のことだけ。」


そう電話してきたのは、

純玲さんだ。

やはり連絡先を交換していて良かった。

原因は分かっている。

ちゃんと時の実を使わなかったから。


「助けてください!

 今から私そっちに行きますから!」


へ?純玲さんってそんな行動力ある人なのか?

このあと、

「人は見かけによらない」、

その言葉を実感することになる。





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