甘い××の、その後に。 love you,baby☆


そうして運ばれたベッドの上で、


今度こそあらわになった素肌に、ひとつひとつ、教えられていく。



……ゆっくりと、優しく、丁寧に。



「んっ……あ…ん……」



気持ち良さも、痛みも、


意識が飛んでしまうような……ふわりと浮いた感覚も。



言われたとおり、そのひとつひとつに素直に反応しながら……あたしは、全身でハル兄を感じた。



「……ハル、に……っ」


「……眞、緒」



――初めてがこの人で良かった……って。



呼吸が落ち着くまで優しく髪を撫でてくれているハル兄の胸に身を預けながら、


あたしは、心からそう思った。













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