時を駆けた夏 ~また、君に恋をする~



「ありがとうございましたー」


『ありがとうございましたー』



挨拶が終わると、先生は教室を出て行き、みんな思い思いの行動をとっている。


私は椅子を後ろの席の葉月に向けると、両手を合わせてお願いのポーズをした。



「お願いです葉月様。ノートをお見せ下さい」


「もー、全く。夏は困った者だ。どれ、見せてやろう」


「誠にありがとうございます、お代官様~」





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