時を駆けた夏 ~また、君に恋をする~




悔しいけど、私から見たって、哉太は整った顔立ちをしていると思う。



でも、告白されたとしても、哉太がいい返事をかえすことは絶対になかった。



『俺は…付き合えないんだよなー、好きな奴、いるから』



前、そう言って笑っていた哉太をふと思い出す。



好きな奴って…誰なんだろ。






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