秘密の片思い 番外編③
「もうっ!知らないっ。着替えるから、向こう行ってて」


立ち上がると、郁斗の背を押した。


「わかったよ。大人しく待ってるよ」


郁斗は笑いながら、向こうの部屋へと消えた。


******


ドクター・コルデーロの自宅はふたりのアパートメントからそれほど離れていない。


歩いて数分で行けるところだ。


美奈子にプレゼントしようと、ふたりは花屋へ向かっていた。


手を組み合わせて歩くふたりは傍から見てもラブラブのカップルだ。


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