秘密の片思い 番外編③
「……うん。辛いけれど、前ほどじゃないから。赤ちゃんを抱いて、身体が反応して戸惑っただけ」


「身体が反応したって?」


「胸がぎゅっと張る感覚なの。妊娠中なった時みたいに。これは男の人にはわからないよ。本当に大丈夫だよ? あたしのことはいいから、郁斗は試合に専念して」


「愛……」


郁斗は愛の身体を引き寄せると抱きしめ、唇を重ねた。


「あたし……今、たくさん愛して欲しい気分……」


「俺も愛をめちゃくちゃ愛したい」


「郁斗……」


恥ずかしそうに頬を赤らめる愛を郁斗は抱き上げると、寝室に向かった。



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